監査チェックリスト

グループガバナンス(基本事項)

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本チェックリストは、主にグローバルに展開する上場企業・親会社が、コーポレートガバナンスコードを踏まえ、持続的な成長を目指すために必要とされる要素を集約しています。

取締役会の役割や子会社の経営陣の指名など、機関投資家が企業経営に求めるガバナンスの要素が多数含まれており、外部への説明責任を意識した内容となっています。

全ての組織体がこれらの要素を充足する必要はないと思いますし、また適用を目指すとしても、それぞれの組織ごとに適用の在り方があってよいと思います。

Dow jonesやFTSE、MSCI等のサステナビリティインデックスでセクターリーダーに選ばれている、或いは選ばれたいと考えているような先進的な企業(ベストプラクティスを自ら追求するような企業)にフィットするチェックリストだと思います。

監査目的

上場企業におけるグループガバナンス設計の基本事項について整備状況の有効性を評価する。

監査人に求められる専門性

  1. グループ経営管理の設計・運用に関する知識・経験
  2. 上場企業に求められるコーポレートガバナンスの知識・経験

監査項目

監査項目項目数
グループ設計7項目
グループ本社の役割3項目
グループ本社による子会社の管理・監督3項目
事業ポートフォリオマネジメント2項目
事業ポートフォリオマネジメントの仕組み3項目
内部統制システムの構築・運用3項目
内部統制システムに関する監査役等の役割等3項目
実効的な内部統制システムの構築・運営4項目
監査役等や第 2 線・第 3 線における人材育成2項目
IT を活用した内部監査の効率化と精度向上1項目
サイバーセキュリティ対策1項目
有事対応5項目
子会社経営陣の指名・報酬2項目
グループとしての経営陣の指名・育成3項目
グループとしての経営陣の報酬4項目
上場子会社に関するガバナンス10項目
上場子会社経営陣の指名5項目
上場子会社経営陣の報酬2項目

参考元情報・出所:経済産業省 グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針 (グループガイドライン)  2019 年 6 月 28 日

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