

NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)の重要インフラ部会は、2020年1月29日に第21回会合を開催しました。
NISCのウェブサイトに以下の内容が掲示されています。
- 議事次第
- 重要インフラ専門調査会 委員名簿
- 関係省庁の取組状況について
- 分野横断的演習(2019年度)の実施結果について
- ICT-ISACの取組状況について
- 重要インフラを取り巻く情勢について
- 行動計画に基づく情報共有に関する手引書について
- 「重要インフラの情報セキュリティ対策に係る第4次行動計画」に基づく情報共有の手引書(案)
重要インフラ部会は、政府主導で進められており、医療、電気、ガス、水道、通信、放送、エネルギー、決済、輸送などといった社会インフラの事業体が参加しています。
東京オリ・パラ2020を見据えたサイバー攻撃のリスクの高まりに対し、社会インフラとしてどのようにレジリエンスを高めていくかを議論・共有しています。
内部監査の目線
これまで、金融業界では、金融庁及び金融ISACが主導的な役割を果たし、業界横断的演習(Delta Wall)が行われてきました。
現在は、金融以外の業界においても、東京オリ・パラ2020を見据えた業界横断的演習の重要性が高まっています。
自社が重要インフラに指定されている事業者は当然ですが、関係するサプライチェーンに属する企業・団体等についても、東京オリ・パラ2020の開催に向けたサイバー攻撃に対する対応力を強化することが期待されます。
内部監査には、2020年度の年間監査計画の立案にあたっては、サイバーセキュリティリスクの適切な評価を行い、訓練の十分性や対応能力といったコントロールの有効性を評価することが求められるでしょう。
参照元・ウェブサイト
NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)
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