

金融庁は、2020年2月7日に、「地域金融機関の経営とガバナンスの向上に資する主要論点(コア・イシュー)~「形式」から「実質」への変革~(案)」を公表しました。
https://www.fsa.go.jp/news/r1/ginkou/20200207/20200207.html
地域金融機関における経営とガバナンスの在り方を示しており、コーポレートガバナンスコードのようなものとなっています。
示された主要論点は、次の通りです。
主要論点1 地域銀行の経営理念
主要論点2 地域社会との関係
主要論点3 経営者の役割
主要論点4 取締役会の役割
主要論点5 経営戦略の策定
主要論点6 経営戦略の実践
主要論点7 業務プロセスの合理化や他機関との連携
主要論点8 人材育成、モチベーションの確保
資料には、それぞれについて具体的な論点例が記載されています。
また、これに併せて監督指針の改正も行われています。
内部監査の視点
本ディスカッションペーパーの公表は、今後の地銀等の内部監査が経営監査を行うにあたっての参考材料となるものです。
個別監査におけるリスクの洗い出しや統制目標の参考として活用できるでしょう。
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