金融庁「令和4年度金融庁政策評価実施計画」を公表

「マクロプルーデンスの取組と効果的な金融モニタリングの実施」として、業態ごとのビジネスモデルやそれに起因する課題も踏まえ、以下の観点から深度ある対話を実施することを計画しています。

・大手銀行グループについて、信用リスクに関しては、内部格付の付与や償却・引当に係るプロセス、事業再編資金などニーズの高い分野の融資慣行の把握、市場リスク・流動性リスクに関しては、資産と負債の総合管理の状況を含めた、有価証券運用や外貨流動性に関するリスク管理態勢の高度化の促進等

・地域金融機関について、引当の見積りのプロセスや開示のあり方を含めた継続的な取組事例の把握

・証券会社について、顧客本位の業務運営に向けた取組、実効性のあるコンプライアンス態勢や内部管理態勢の構築等

・保険会社について、中期的な事業環境の変化を見据えた持続可能なビジネスモデルの構築、グループガバナンスの高度化等

【出典】https://www.fsa.go.jp/news/r4/20221122/20221122.html

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