CIIA「データアナリティクスの受入れ」(Embracing data analytics)

内部監査は、データ分析により、組織が行動するためのより迅速なアシュアランスとより鋭い洞察が可能になります。データ主導のアプローチを採用することが、これまで以上に緊急に求められています。このレポートは、Chartered Institute of Internal Auditors が 2022年8月にこのトピックに関する会議を主催した結果を解説しています。

主な調査結果

• 内部監査部門の60%がすでにデータ分析のために何らかの方法を使用しており、さらに7%がAI に進んでいる。しかし、これでも 3分の1がまだデータ分析を採用していない
• データ分析を使用する上での上位3つのリスク領域は、財務 (62%)、詐欺 (17%)、法務・コンプライアンス (6%)
• データ分析の利点の上位3つは、保証レベルの向上 (48%)、監査範囲の 100% カバー(21%)、効率性の向上 (14%)
• データ分析の障害の上位3つは、スキル不足 (49%)、リソース不足 (24%)、実装する時間不足 (12%)

【出典】https://www.iia.org.uk/policy-and-research/research-reports/embracing-data-analytics/