金融庁「疑わしい取引の参考事例(英語版)」

金融庁は、2020年2月21日、疑わしい取引の参考事例の英語版を公表しました。

https://www.fsa.go.jp/str/jirei/index.html

対象金融機関

  • 預金取扱い金融機関
  • 保険会社
  • 金融商品取引業者
  • 仮想通貨交換業者

内部監査の視点

ここ数年の金融機関におけるコンプライアンスの主要テーマは、犯罪収益移転防止法やAML/CFT(検索結果ウェブ検索結果マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策)でした。FATF第4次審査が終了し、一時的な落ち着きを見せていますが、テロリストとの闘いは終わっておらず、その重要性は高いままです。

今回の疑わしい取引についても検索結果ウェブ検索結果マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策の根幹の一つであり、内部監査上も重要性が高いと思います。内部監査は、本参考事例を踏まえつつリスク評価を行い、検証すべきターゲットを的確に識別し、行為率的かつ効果的なアシュアランスを提供してくことが重要であると思います。

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