総務省「AIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回) 」

総務省は、2020年2月7日にAIネットワーク社会推進会議 AI経済検討会(第9回)の資料を公表しました。

https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/kenkyu/ai_network/02iicp01_04000223.html

AIネットワーク社会推進会議は、AI経済検討会 運営方針を公表しました。 自らの役割として、AIの社会実装の推進により、どのような社会経済を目指すべきか、基本的な政策や中長期的な戦略のあり方について検討することとしています。

検討事項として、次の5点が挙げられています。
(1) AIの利用等を巡る産業等の構造
(2) 持続可能な経済成長・生産性向上のためのAI投資のあり方
(3) AI経済を支える産業基盤(労働・研究開発)のあり方
(4) AIの利用を巡る日本企業の国際競争力
(5) AI経済に関する基本的政策や戦略のあり方
(6) その他

内部監査の視点

本リンク先には、ヤマトホールディングスにおけるAI実装プロセスに向けたポイントや、マイクロソフトにおけるAI倫理審査の概要、データ活用コンソーシアムの概要など、事例として把握しておくべき内容がいくつか示されています。

内部監査は、今後、1線・2線が取り組むAIを活用したサービスを監査する必要に直面すると思います。その際にこれまでの内部監査人としてのテクノロジーやガバナンスに関する知見が試されると思います。

総務省や経済産業省が公開している様々な情報はこうした事例の把握や頭のエクササイズに有用です。内部監査人としてこうした情報に積極的に触れていることは重要だと思います。

[post_footer]

関連記事