
東京大学未来ビジョン研究センター仲浩史教授は2020.01.14に政策提言として「日本企業における内部監査機能の強化に向けた政策提言」を公表しました。
https://ifi.u-tokyo.ac.jp/news/5291/
攻めのガバナンスの担い手への進化や経営目標達成を阻害するリスクへの対応、統合報告書への誠実性への貢献、経営とのコミュニケーションの確保、内部監査の二重レポートラインの確保や経営幹部への登竜門としての位置づけなどを提言しています。
内部監査の視点
今回の提言の内容は、内部監査を組織のガバナンスの担い手として明確に位置付け、有効に活用するにあたって積極的な提言であると思います。
内容も統合報告の文脈から非財務リスクのアシュアランスや経営との対話、2系統の指示・報告経路(デュアル・レポーティングライン)、キャリアパスなど、重要な内部監査の高度化論点を指摘しています。