IIA「Data Governance: What Directors Need to Know Now」

IIAからデータガバナンスに関するハイレベルなペーパーが公開されました(英文)。

https://www.theiia.org/centers/aec/Pages/tone-at-the-top.aspx

企業が保有するデータが飛躍的に増大する中、取締役として知っておくべきポイントやキークエスチョンが簡潔にまとめられています。

内部監査の視点

ここ数年、ビッグデータおよびAIの活用トレンドを背景にデータ分析の重要性が高まっています。既に多くの組織では本業の様々な領域でデータ分析を活用しています。

内部監査はこのような現状を踏まえれば、データ分析の監査を行う必要性があると思います。個別監査の一部として実施することもあるかもしれませんし、テーマ監査として計画してもよいと思います。

データ分析の監査のあたっては、ソースデータの正確性や網羅性・完全性はもとより、加工プロセスや情報セキュリティ、データ分析基盤の有効性、外部委託先の管理など、非常に広い範囲が対象になると思います。このような検討にあたり、データガバナンスの主要な論点とあるべき姿を理解しておくことは重要だと思います。

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